葡萄酒の品質
ソムリエという仕事をしていると、たまに、言われることがある。
「部屋に大きいワインセラーがあって、毎日、美味しいワイン飲まれるんでしょ?」
そうなりたいですねぇ・・・現実は、毎日、第三のビールです。
ただ、家庭用のワインセラーはあります。30本ぐらい入るものです。結婚を機に、双方のワインを保管するため買いました。
寝かせたいワインや、知人からの預かりを入れてあります。日本の夏はワインに厳しいです。
お酒は、人が口にするものなので、管理は食品と同様に大事だと思います。ワインだけでなく、さまざまなお酒に言えることだと思います。
例えば、カシスリキュールは、開封したら、冷蔵庫に入れないと劣化します。
ウィスキーやブランデーを寝かして補完したらNGです。今は対策がとられていますが、コルクに液面が触れてるとボロボロになります。
醸造酒は日持ちしない分、管理が繊細です。日本酒やワイン、ビールもそうです。
ある日、奥様が「リアル・ワイン・ガイド 73号」の見出しを見て、購入してきました。
「ワインセットの実態」
コロナ禍において、売れているのは知っていました。自分もやりたいと思っています。
そんな話をしていたので、奥様も気にしてくれていたのでしょう。
私も、15年以上、ソムリエ業に携わっています。いろんな場面を見てきましたので、ワインセットは、買いません。
「ソムリエは、買いません。」
ソムリエだけではないと思います。ちょっと、勉強すれば、手を出さないと思います。
そう言うことなんです・・・
しかし、そこに私もですが、誰も触れてこなかったんです。
私が、ワインセット販売をしたい理由は、
①外食↓中食↑という状況でもワインを広めたい。
②様々なワインにスポットライトを当てたい。
③飲食業だけだと生活がキツい。
と、いうのが、メインであって、そこにアイデアをくれたのが、チームプロモートの遠山社長なんですが、その話は、次回にして・・・
「リアル・ワイン・ガイド 73号」は、マスコミ的な表現をするなら、「タブーに突っ込んだ」となると思います。
私としては、「発信力のある方が、よくぞ言ってくれた!ありがとうございます!!!」という気持ちです。
誌上にもありましたが、ワインに興味を持ってくれた方が、試すのがワインセットで、それが、美味しくなかったら二度とワインを買わないです。
ワインを広めたい人間としては、その好奇心を潰されると、ワイン人口が増えず困ってしまいます。
中村としては、「信頼できる生産者、輸入者としか取引しない」ということです。
コロナ禍で倒産が増えると、中村のようなペーペーは、取引をしてもらえないことが多いのですが、可能な限り、美味しいワインを届けたいと思っています。
最後に、皆様に、失敗しないワイン選びをお伝えします。
「ソムリエと知り合ってください」
仕事にしている以上、無責任なご案内はしないように心がけています。どんな表現でもいいので、好みのヒントをいただけるといろいろご案内できると思います。
現在、ソムリエは日本に3.3万人いるらしいので、3500人に1人ぐらいいると思います。
とりあえず、中村は戸田市におりますので、私でよければいつでもご相談ください!